LOD Smart Index 設置方法の解説と
かんたん設定ダウンロードフォーム

1 RDFファイルの準備

 元データとして読み込めるRDFの形式は、TurtleもしくはN-Triplesです。それ以外の形式(RDF/XML等)は読み込めません。
 事前に、利用するRDFデータファイル内の、各事物(リソース)を表すURIを、あなたが使用できるサーバのURI(LOD Smart Indexを設置するURI)に書き換えておいてください。
 ここで使用するURIの、各事物を判別するキーワード(ID番号等)は、半角のクエスチョンマーク(?)で区切るようにしてください。(ハッシュ記号(#)は使用できません)

(例)http://www.example.com/LODSI/demo?0001


2 LOD Smart Index かんたん設定ダウンロードフォーム

1.ホームページのタイトルを入力:
解説 ここに入力した文言が、ホームページの
<title>タイトル</title> として設定されます。


2.読み込むデータ(RDFファイル)のファイル名を入力:
解説 LOD Smart Indexに読み込ませるRDFファイルのファイル名を入力してください。

3.RDFファイルの読み込み方法を選択:
解説 テスト段階では「毎回ファイルを読み込む」にしておき、安定稼働したら「キャッシュを読む(推奨)」に変更するのもよいでしょう。 (「毎回ファイルを読み込む」にしていても、環境によってはキャッシュを読んでしまうことがあります。)

4.RDFファイルの文字コードを選択:
解説 LOD Smart Indexに読み込ませるRDFファイルの文字コードが、UTF-8(BOMなし・BOM付きいずれも可)か、それ以外かを選択してください。推奨はUTF-8です。
Shift-JISやUNICODEなど、UTF-8以外のデータを何らかの事情により読み込みたい場合や、文字コードがよく分からない場合は「その他」にしてください。
「その他」にすると文字コードを自動判別して読み込むことができますが、読み込みにかかる時間が少し伸びますし、一部の文字で文字化けするおそれもあります。


5.参照解決したい事物のURIの、名前空間URI(?を含む?までの部分)を記載:
解説 RDFファイルに書き込まれた、参照解決したい事物のURI(subject)の「?」以前の部分(?を含む?までの部分)を入力してください。


6.各リソースの「名称」を指示する述語のURIを記載:
解説 RDFファイルに書き込まれた、各リソースの名称(名前)を指示する述語(predicate)のURIをフルパスで入力してください。 ここで設定した述語URIに対する目的語(object)が、LOD Smart Index上の「About」に表示されます。
最も代表的な語彙は
http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#label ですが、
https://imi.go.jp/ns/core/rdf#名称 や、 書籍等の場合は
http://purl.org/dc/elements/1.1/title が使われたりします。
名称に該当する情報を何も持たない場合は、空欄にしておいてください。


7.利用したい接頭辞と、対応する名前空間URIを記載
(00). 解説 利用したい名前空間接頭辞(PREFIX)と、対応するURIを入力してください。
この項目は、RDFファイルの読み込みには関係がなく、読み込んだ情報を画面表示するのにあたり、接頭辞を使ったURIの省略表示をするか、フルパスで表示させるか、ということに使用します。
あなたのデータで使う必要がない接頭辞が、ここに入力されていても特に問題はありません。
接頭辞を一つも使う必要がなければ、この項目はまるごと削除しても結構です。よく分からなければ、初期状態のままにしておいてください。

(01).
(02).
(03).
(04).
(05).
(06).
(07).
(08).
(09).
(10).
(11).
(12).
(14).
(13).
(15).
(16).
(17).
(18).
(19).
(20).
(21).
(22).
(23).
(24).

8.「Search Resources」の画面に表示させる最大行数:
解説 「Search Resources」の画面に表示させるリソースの最大行数を入力してください。
利用方法に合わせて適宜増減させたら結構ですが、あまり多くしすぎると、画面表示に時間がかかる場合があります。


9.座標の地図表示:
解説 座標データ(緯度経度)のポイントを地図上に表示させたい場合は、表示させたい地図を選んでください。
(グーグルマップで表示させたい場合は、Google Maps APIキーが必要です。)
座標として読み取り可能なURIは次の4種類です。
http://www.w3.org/2003/01/geo/wgs84_pos#lat(#long)
http://imi.go.jp/ns/core/rdf#緯度(#経度)
http://imi.go.jp/ns/core/rdf#緯度(#経度)
https://imi.ipa.go.jp/ns/core/rdf#緯度(#経度)


10.SSL対応より画像表示を優先するか、SSL対応とするかを選択:
解説 LOD Smart Indexは、データ内にJPEGやGIF、PNGなどの画像URIがあれば、その画像を表示させることができますが、その画像のURIが「http」の場合は、SSLエラーとなります。
この項目は、「https」の画像のみを表示しSSL対応にするか、もしくは、SSL非対応だが「http」の画像も含むすべての画像を表示するかを選択するものです。
自分のホームページが「http://」から始まる場合は「すべての画像を表示」にし、「https://」で始まる場合は「httpsの画像のみ表示」にするのが望ましいでしょう。


11.スタイル(見た目)を選択:

サンプル: テキストスタイル0  テキストスタイル1  テキストスタイル2  タブスタイル1  タブスタイル2
(別ウィンドウで開きます)


12.配色のカスタマイズ(上記で選択したスタイルの基本配色の上書き):



設定済みの LOD Smart Index をダウンロード

Copyright(c)2017-2018 Masahiro Hayashi / Released under the MIT license


3 サーバにファイル転送

 FTPソフトなどで、利用するサーバーに、参照解決したい事物の名前空間と同一のディレクトリを作成し、その中に、読み込ませるRDFファイル及び、ダウンロードした「index.html」を転送します。

(例) http://www.example.com/LODSI/demo ディレクトリ


( 上記は「LODSIディレクトリ」の中の「demoディレクトリ」の中に入れる例 )
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